映画「コープスパーティー」Blu-ray&DVD発売記念イベントレポ

♪日時:平成28年1月7日(木)19:30開演
♪場所:アニメイト新宿B2Fホール
♪出演者:生駒里奈(乃木坂46)、池岡亮介前田希美、JUN(BEE SHUFFLE)、山田雅史監督、祁答院慎(原作)

あけましておめでとうございます。
新年初のイケカツ。
昨夏、上映されたホラーゲーム実写化映画「コープスパーティー」のDVD発売イベントに行ってきました。

以前書いた記事で、「DVD買おうか迷っている」とかなんとか言っていた私ですが、結局こうですよ。

イベント抽選権欲しさに、ホイホイとDVD買いました。
実にホイホイと。
しかも、よりグロく、よりスプラッタになっている「アンリミテッド版」のほう。(そっちの方しかソフト化されなかった)

別にイベントに応募さえできればいいわけなので、中身を改めて確認する必要もなかったものを、
当選した途端「イベントを楽しむためにはしっかり内容の復習しとかないとNE☆」みたいな意識高い系オタクノリが顔を出し、正月早々に本編を見返しました。
テレビでは箱根ー!青学ー!山の神ー!とかやってる余韻もそのままに、本編観ました。

…撃沈しました。
全然、あけましておめでとう感ない。
観るの2回目だろうが、おこたでぬくぬくしながら見ようが、怖いもんは怖い。
グロホラーが大丈夫とか、あまつさえ好きとかいう人とはマリアナ海溝より深い心の溝があると思う。

(※)一応補足しておくと、コープスのストーリー自体は魅力的で好きです。映画もおもしろかったです。単にグロ耐性がないだけ。映画見てから一通り原作は勉強しましたが、秀作だと思ってます。単にグロ耐性がないだけ。(2回言った)


何はともあれ準備万端な当日、有給取ってやってきましたアニメイト新宿店。
都心アニメイトの地下ホールということで想定してはいたものの、会場は驚きの狭さ(笑
会議室くらいのスペースにステージと客席(パイプ椅子)が設けられていて、ステージ超近い。
たぶん客席は100席程度。私は60番台でしたがキャストとの距離感ゼロでした。
観客は男性:女性=7:3くらいかな?アイドル法被とかうちわを控えめに持ってる人もいて、生駒ちゃんファンが多い感じでした。
プレゼントボックスにお手紙をIN!し、映画主題歌の「バビロン」のエンドレスリピートを聞きながら、ワクワクして開演を待ちます。

ほぼ定刻にイベントスタート。
袖からつかつかっと歩いてきて司会を始めた美人さん、どこかで見たことある…!と思ったら、
映画キャストに名を連ねる、小坂温子さんでした。
主人公パーティ内での最初の被害者で、出番は少ないながら死に様で強烈な印象を残した結衣先生役です。
美女を惜しげもなくバルスする脚本は実に外道。
この日はゆるふわボブの髪型にフェミニンなスーツ…美しいッ。
会場にはサプライズゲストでさらにもう2人キャストがいたので、事前の告知よりもかなりキャストが来ていたことになりますね。

小坂さんの声掛けで登壇者入場!
キャーイケオカサーン!!(心の声)
ブログで「実家に帰って1日で5?太った」的なことを言っていたけれど、確かにライチの舞台のときより少しふっくらしてる。
KAWAII!(もう何でも良いようです)


以下、イベントの進行をざっくりレポートです。

・最初、生駒ちゃんのマイクが入っておらず、取り替えてあげるJUNくん。
・しかしその後ずっとハウリングの音が…。祁答院先生「僕の勘ではJUNくんのマイクがハウってる」
・池岡さん挨拶「あけましておめでとうございま…した」。まだ松の内ですよ。

  • 2.メイキングコメンタリー

♪DVDに収録されたメイキング映像を見ながら、登壇者が生オーディオコメンタリーしてくれました。

・池岡さんの容赦ないJUN君いじり。何かあるとすぐ「JUNくん」「そういえばJUNくん」「ところでJUNくん」と無茶振り。
・「メイキングもう見てくれた人いますかー?」の問いに次々と挙手する会場。池「JUNくんは?観たの?」JUN「えーっとえーっと、今から楽しみに見ます!」その後もう1回「JUNくん観た?」JUN「えーっと、観ました!」嘘をつくな嘘をw
・池岡さん、怖いのは平気ですか?→池「ダメです。全然だめです。出演したからって治らないです」年末の舞台からずいぶんと内臓系の作品に関わってますけどね。
・JUNくん寝癖事件。池岡さんと初対面のJUNくんは寝癖が直らずそのまま「はじめまして」になった。
・祁答院先生「静岡の3月の撮影現場は寒くて、みんなよく無事だなあって。撮影現場に遊びに行ったら、僕だけ風邪ひきました」一同「呪いですね」
・壁ドン(※コープス限定用語)の直前の子役さんと美沙さんのシーン。「子役にそこまでするかあ、というメイク」の子ども幽霊たち。あのシーンは、試行錯誤の結果、美沙さんは子ども幽霊に普通に引きずられることになったそう。
・直美が世以子を責めるシーン、「怒る演技って難しいですね」の文脈で、池「生駒さんは普段怒ったりするんですか?」生「周りの雰囲気が乱れてしまうので、怒りを抑える派。その代わり買い物で発散します。」からの、生「最近はアニメイトオンラインでおそ松さん爆買い。最新グッズは全部揃えてます。」な ん で す っ て。
・そこに乗っかる原作者先生。祁「いいよね、僕カラ松派」生「私、十四松です!」ここまでで充分オタ的にはハラハラ。池「JUNくん何松派?(唐突)」JUN「えっ?…高松?」一同「いないよ笑」見事にオチました。本題からはズレまくりだけどアニメイト的にはホットな話題。
・クライマックスのvsサチコのシーンで、池岡さんを正気に戻すため頬を平手打ちする生駒ちゃんのカット。「イケメンの顔に結構本気で平手をしてしまいました…ファンの皆さんすみません!」とステージ上で頭を下げられる生駒ちゃん。安心してください。いいんです。もっとやってあげてください。私たちは美少女に叩かれる池岡さんをもっと見たい(真顔)
・ラストシーンの撮影にて、鬼気迫る演技で涙を流していたにも関わらず、カットかかった瞬間とてもいい笑顔のまえのんちゃん。池岡さんのちぎれたアレを楽しそうに写メってる姿がこの日一番会場を盛り上げてた。女優さんってSUGEEE。
・撮影現場は静岡県某所の廃校。トイレのシーンのメイキングで「このトイレ実際に出るんですよね」「一番奥の個室だよね」と普通に話し出すキャスト陣。何それこわい。
・山田監督が「実際に体育館に幽霊いたよ」と言いだし「え、見えたんですか?」「いや、感じたの、気配を」とサラリ。何それ…こわい…。

  • 3.お年玉大抽選会

♪座席番号の抽選で、?登壇者と「幸せのサチコさん」ができる!?登壇者全員のサイン入りグッズ(台本、非売品B全ポスター、クリアファイルなど)が当たる!というドキドキ☆コーナー。

・超豪華な景品に客席そわそわ。当たるグッズごとに、キャストがくじを引いて番号を読み上げる仕組み。何でああいうの、自分が当たるような気がするんですかね。でも、100人中の20人くらいには当たっていたのでかなりの確率だったはず。悔しくはないけど、当たった人はうらやましいなー。サイン入り台本ほしかった。
・最後の目玉、くじで選ばれた2人が、登壇者と一緒に「しあわせのサチコさん」に参加。山田監督、祁答院先生に司会の結衣先生も加わって、サチコさん人形を持って円形に。JUNくんとまえのんちゃんの立ち位置がなかなか決まらず迷子w
・紙で作られたサチコさん人形、妙に大きい。しかも2枚用意してある。池「失敗したとき用ですかね」
・言いだしっぺのあゆみ役・まえのんが中心になって「サチコさんにお願いします」と9回。マイクを持っている指を折って一生懸命数える感じが可愛い。
・池岡さん、当選者の2人にさりげなくマイク渡して「声入れて」って言ってた(*^o^*)
・「これ結構失敗するんだよね」と言われていたものの、概ね成功!…しかしなぜかJUNくんだけ、紙片が遠慮がちサイズ。かろうじて紙片になってるけどだいぶ見た目がゴミっぽ(ry
・まあいわゆる「死の儀式」なので、キャストが「死刑宣告ですね」「今夜死にますね」と口々にwやめてww

  • 4.サプライズ企画!

○その1≪映画続編制作決定!≫
・イベント直前にプレスリリースがあったらしく、開場前にツイッターで見て知ってはいたけど、改めて制作側から続編決定の発表!湧く開場。
・生駒ちゃん「私にとっても記念すべき作品。続編にも続けて出させていただくのはとても嬉しいです。あと、祁答院先生にお願いがあるんです。続編ではぜひ!私を血みどろにしてください!」祁答院先生「えっ、いいの!?」
・池岡さん「続編ぜひ出たいです。でも出られたとしても腕はないと思います。その辺はまあご容赦いただければ…」
・JUNくん「僕はまだ出られるかわからないんですけど…でも出られるように頑張ります!」報道には出演決定って書いてあった気がするけど。
・監督「グロさ2倍、怖さ2倍で」えっ
・ところで「続編に池岡さん出演!」は嬉しいんだけど、ってことはまた、グロ怖いのを観に行かなきゃいけないってことで…。また目を半開きならぬ1/10開きくらいにしてガタガタブルブルしなきゃいけないってことで…。…誰か一緒に行ってくれる人いませんか。まじで。

○その2≪生駒ちゃんのサプライズ誕生日祝い!≫
・監督がいつの間にかスーッと姿を消し、「監督どこいった?」「さっきのサチコさんで1人だけ天神小に行っちゃった?」と騒ぐキャスト陣。なぜか照明も点滅気味。すわポルターガイストか!となったところで、「ハッピーバースデートゥーユー」と歌いながら監督登場。
・生駒ちゃん、最初自分のことだとわからなかったらしく(誕生日自体は12月)、まえのんに「私?」って確認してた。かわいい。
・会場で「ハッピーバースデー」合唱。20歳だから2本のロウソクを生駒ちゃんが吹き消す…かと思いきや、空調が強すぎて自然に消えてしまうロウソク。「あっ…」となるステージ。スタッフさんが慌てて火種を探すが、すかさず「大丈夫です!エアでやります!」と生駒ちゃんが勢いよく発声。そしてエアふー。
・苺ソースがまるで血()みたいにしたたっていて、まさにコープスケーキ!と評判のケーキでした。

○その3≪サプライズゲスト!≫
・映画キャストより、恐怖担当コンビ・ヨシカズ(真山俊作さん)と、サチコ(内藤穂之香ちゃん)がサプライズでいらしていて、気が付いたら客席後方に普通に座ってました。
・「ほのかちゃーん♪」と両手を振りあう登壇者とサチコのやり取りが天使でした。ていうかほのかちゃんが天使でした。

  • 5.登壇者全員によるお見送り 

・おおむね30分くらいでイベント終了が告げられる。お見送りがあるので、と、前の席の人から順に退席の指示。ステージの登壇者の前を通って会場から出る列を形成。剥がしの人もいないし、結構進みゆっくりなのかな?と思いきや…かなり流れが速い。急かされているわけでもないのに、なんかみんな、速足。せっかくだからもうちょっとゆっくり進もうよー…よー…よーぉ…(残響)
・という思いもむなしく、時代の流れ人の波には逆らえない日本人の私も、前の人にならって速足。なので、ほとんどのキャストさんとは言葉を交わすどころか視線が合ったかどうかも不明です。うう。でも、監督と祁答院先生に「続編観に行きます!」と宣言しました。決意表明。
・新年初の池岡さんの目の前に行った時のことは何かもうよく覚えていないんですが、「手紙書キマシタ…」とぼそぼそ言った。気がする。眩しくて顔はよく見えなかったけどたぶん目はタレていた。「お、ありがと」とか言われた気がする。なんか運動部の先輩にタオルでも渡した時みたいなシチュエーションだな……バスケ部の池岡先輩とかカッコいい……もう私なんて遠くから先輩のスリーポイントシュート見てるだけで満足ですし…本物に近づくと溶けちゃうんでもう…私みたいな冴えない後輩マネージャーに声かけてくれなくて大丈夫ですハイ………。
・みたいなことを考えながら横にスライドしたので、隣にいた生駒ちゃんには、「ヘラッ」って感じのキモい笑顔を向けてしまいました。なのに生駒ちゃんは「ありがとうございました♪」と完璧な笑顔で返してくれました。対応プロでした。泣けました。あんなに愛らしいお嬢さんにアラサーのキモい顔面を晒してごめんなさいという気持ち。
・結局のところわたくし、「お見送り」とか「接触」って身に余りすぎて苦手なんだということがよくわかりました。
・本当に一瞬で通りすぎただけだったけど、キャストの皆さん本当におきれいで、カッコよくて、新年早々あんなに近くで拝めたので2016年は絶対いいことあると思いました。ありがとうみなさん。私の初詣は神社でも大師でもなく、このイベントです。

○最後に個別の皆さんについて一言ずつ。
生駒里奈さん:生駒ちゃん、可愛いくて顔ちっちゃくてお肌ツルツルでお人形さんみたいでした。品の良いアイドルさんという感じ。要するに私の好きなタイプ。「乃木坂以外でこのようなフィールドがあることがうれしい」と言ってて、そうだよなー普段は全然違う世界の人なんだよな、と遅まきながら実感。キモい顔面を晒してごめんなさい(リプライズ)。

前田希美さん:ツインテールまえのん!可愛くてあどけないのに色っぽい。純正アイドル生駒ちゃんとはまた違って魅入ってしまいました。細くて華奢。衣装(少しアニメっぽい制服)での登場なのに全然違和感なくすっきり着こなしててさすがでした。女子コンビが本当に「女子」って感じで可愛かった。

♪JUNさん:甘いマスクのハニカミ王子。池岡さんとの男子コンビ最高におもしろかったです。ふわふわしたいじられキャラのようで、おいしいところを持っていくのがうまい!

♪山田雅史監督:佇まいから声までイケメンおじさま!素敵!ケーキ持ってくるときの優しいお父さん感よかったです。ぜひ続編では生駒さんともども池岡さんをいじり倒してくださいませ。

♪祁答院慎さん:作風はあの通りの鬼才なのに、飄々として腰が低く親しみやすい原作者先生。爽やかとも言える風貌のこの方からあのようなアレやらコレやら生み出されているのかと思うと世の中は不思議です。

♪真山俊作さん:長めの髪を一つに結ってちょいワル風。しかも気さく。え、本当にヨシカズ?って目を疑ってしまいました。サービス精神旺盛で、終演後、出口付近にサチコ役ほのかちゃんと一緒にいてファンの声掛けに気さくに答えてた。「サチコと一緒に写真撮ったるわ!」とカメラマン役までwwさすがにお願いする勇気はなかったけどほのぼのしました。

♪内田穂之香ちゃん:サチコ。なのに(だから?)マジ天使。笑顔がちょう可愛い。ヨシカズとコンビでいい味だしてました。終演後にアニメイトの出口近辺にいたので思わず、わぁっ!とか言いながら手を振ってしまったオタク(私)に、ぺこんちょとお辞儀してくれました。感涙。このサチコになら憑りつかれてもいいです。

○続編制作のニュースはこちらー。
http://eiga.com/news/20160107/20/
http://www.oricon.co.jp/news/2064964/full/