Dステ14th「十二夜」 感想(俳優さんとかをほとんど知らない素人視点)

テレビでも初日の様子が特集されていたこの劇、オールメイル(全員男性キャスト)でシェイクスピア作品を演る、ということらしい。
女性キャラも居るので当然女装することに……なんだけど、女装が合うイケメン俳優なのであんまり違和感無いし、マツコデラックスの如き女召使いに関してはむしろ女性だったら違和感あったんじゃないかと思うくらいだし、ヤケクソ気味にブチューーーっとやるキスシーンはむしろ男女のキスシーンより落ち着いて見られたかも。
ストーリーとしては運命のいたずらに翻弄される男女ってことでいろいろあってハッピーエンドっぽくなるんだけども、悪ふざけおじさん達の功罪(結果的にはプラマイゼロ?)について暴かれたのみで終わったのはちょっと引っかかったかも。
教養ありそうな作家の作品にちょこちょこ顔を出す悪ふざけキャラはこの時代にはもう既にいたんだな…。
それに原作再現度も高いらしい、というかこの劇の訳者さんが出してる文庫を読むと
『この表現って原作にあったの?!』
ってくらいアレンジっぽい台詞まで原作に沿っているので、かなり気軽に見られるかと。